【保護猫初心者の失敗と成功への道のり】12週目、うそでしょ?妊娠発覚。へこみすぎて言葉にならない

猫活
  • 太った?お腹が大きい
  • ネットで調べてみた
  • 飼い主失格
  • 獣医師さんのお話
  • 正式譲渡と妊娠報告
  • 保護猫団体さんへ報告
  • 病院代と正式譲渡代金

・太った?お腹が大きい

全体ではなく腹部がぽっこりしている

日曜日、みみちゃんを見ていて…太ったなぁと思った

お腹が、ぽっこり…という感じだし、なんだか左右がアンバランスに大きいような気がする

もしかして…!?まさか、妊娠じゃないよね!?と不安になり、ネットで調べてみた

・ネットで調べてみた

“猫が妊娠するとちくびが大きくなります”

“猫の妊娠確率はほぼ100%”

“1度に3~5匹生まれる”

“猫は妊娠しやすく、猫算という言葉もある”

そ、そうなんだ…と思いつつ、事実を知りたくなくてその日は調べられなかった

月曜日、娘に手伝ってもらってお腹を見てみたら、みみちゃんのちくびは明らかに大きい。昔飼っていた猫とはぜんぜん違う。

これほぼ妊娠確定やんかーどうするんだよ~

落ち込んだ

猫の出産動画などをYouTubeでいつくか見てみたら、お産箱なるものが必要らしい

今のうちから慣れてもらっておくために、スーパーへ行って段ボールをもらってきた

箱は気に入ってもらえた様子

後日、コストコでさらに良さげな段ボールをゲット

加工せずとも入り口に段があって、子猫は出られない。ちょっと奥行きが深すぎるので長さだけ調節しよう

コストコで出会って感激した箱“アルトバイエルン”

・飼い主失格

毎日毎日、脱走しようとするみみちゃんを部屋に閉じ込めておくことも気がひけるのに

脱走された上、妊娠までさせてしまったなんて、飼い主失格

みみちゃんが来てから、悩みしかないけどここへ来てどん底に落ち込んだ

“子猫の里親を探さなきゃ”

“病院へ連れていかなきゃ”

火曜日と金曜日は私のお仕事で連れていけず、水曜日は娘の病院、木曜日は休診。土曜日にやっと病院へ行った

・獣医さんのお話

避妊手術を予約していた病院で“妊娠しているかもしれないので診てください”と伝えたところ、エコーで診察をしてくださった

『初産なので頭数は多くなりませんが、診てみましょう。1匹、2匹、3匹…。エコーでは確実ではないけれど、3匹は確認できました。来月になったらレントゲンをとりましょう』

やっぱり妊娠していたか…

『産ませる方向で良かったですか?』

え、堕胎とか可能なんですか!?考えてもいなかった

でも、小さな命を堕胎させるのは私にはできない。それなら里親探しをがんばる方向で行きたい

『子猫は貰ってもらえやすいので、病院に貼り紙してもいいですよ。2ヶ月くらいは母親と一緒に居させてあげてください』

え、里親募集の貼り紙をさせてくれるのですか!?なんて有りがたい…泣きそ~

『猫は出産後すぐにまた発情して妊娠できるので、出産後でも避妊手術が終わるまで気をつけてね』

はい、産後はゲージにいてもらいます!!

『うちで手術がすぐにできていたら、こんなことにはね…手術の予定がいっぱいで、ごめんね、あ、でも…』

脱走の次の日に、この病院へ来たのだけど、その時点でもう妊娠していたかもしれない…?

もし手術が行われていたら、子猫たちはどうなっていたんだろう。考えるとぞっとする

そう思うと、手術の予定がいっぱいだったことは、この子たちの強運のせいなのかも知れない

『腹水がたまってる等ではなくて良かったです。エサは栄養の多い子猫用のエサに変えてあげてくださいね』

先生優しい。つくづくこの病院にしてよかった、と思いながら診察室をでた

・正式譲渡と妊娠報告

みみちゃんが来てから3ヶ月になるけれど、保護猫団体で正式譲渡の手続きをしていなかったので病院の後、正式譲渡と妊娠の報告をしにくことにしていた

※正式譲渡がまだだった言い訳※

みみちゃんが来た時にLINEを繋いで下さっていたのに、報告や写真を送っても既読にならなかったので、どうして既読にすらならないの!?とずいぶん悩んだ

『正式譲渡は譲渡会に来てもらってもシェルターに来てもらってもいいですよ。正式譲渡の際は今までの費用の一部負担金をお願いしています』

とだけ聞いていたので

正式譲渡の期間は2週間なのか、1ヶ月なのか、いったいどれくらい?

正式譲渡の手続きの方法は?

一部負担金はいくら?

“シェルターに行くべきなのか、譲渡会へ行くべきなのか、予約はいらないのか、費用はいくら準備して行けばいいのか?”

わからいことが多くて、ネットで検索してみたけれど、正式譲渡の流れや負担金の金額が見つけられなかった

保護猫団体の方はめっちゃ忙しくて、LINEも既読にならないのだろうなと、予想はしていたけど、説明不足だよっ!と腹立たしい気持ちにもなった

正直、不信感も募っていた。みみちゃんのことが心配ではないの?気にならないの?

考えは悶々としていたけれど、やっぱりちゃんと、正式譲渡を申し込むつもりでいた

シェルターへ行けばいい、ということはわかっていたけれど、土曜日しか開いておらず

私はなにかと土曜日は予定が入ってしまい、なかなか行けなかった。という長い言い訳(汗)

病院の後、電話をして正式譲渡のために伺いたいとお伝えすると、いつでもきてくださいとのお返事だったのでそのままシェルターへ向かった

正式譲渡をずっとほったからしておいて、妊娠させたなんて、とてつもなく言いづらい、、、気持ちは重かった

・保護猫団体さんへ報告

シェルターのたくさんの保護猫たち…可愛いな

“ご無沙汰しています。みみちゃんはずっと慣れてくれなくて…脱走もしました。そして、今、妊娠しています…”

はぁー言っちゃった(+_+)怒られるだろなぁ…と思っていたら、まさかの優しいお言葉の数々が返ってきた

『この子はすぐに慣れると思ったのに~?シェルターへ返してもいいですよっ』

え、返してもいいん?何度も心折れて“返したい。いやそれはだめでしょ”と葛藤していたのにそんなに気軽に返してもいいもんなの!?

という気持ちと、でも妊娠させちゃった子を返すなんて無責任すぎてできるわけない。しかし、優しいお言葉が嬉しかった

『子猫引き取りますよ、もともとうちの子なんだから』

え、私の管理不足のせいなのに、都合よく子猫をお願いできないよ~でも嬉しいお言葉…

“脱走を防止できなかった私の責任なので、子猫の里親はがんばって探してみようと思います”と伝えると

『子猫を手に入れて殺しちゃう変な人も居るから、気をつけて。連絡をとれるようにね、うちを使っていいんだからね』

“ありがとうございます、個人では子猫の行き先が心配なのでお名前を使わせてもらうかも知れません、色々教えてください”

『なんでも聞いてね、お産箱用意してあげてね、子猫が産まれたら毎日体重を計ってあげてね…』

『ビッグニュースだわ。言いにくいことを良く、言ってくれましたね』

怒られると思っていたのに、まさかの優しい言葉の数々。とてもありがたく、嬉しかったし、心強く思えた。勝手に不信感を抱いてモヤっていた自分が恥ずかしい

匂いでわかるのかな?みみちゃんに興味津々

・病院代と正式譲渡代金

今回病院代は、再診料660円、超音波検査料2750円、計3410円

保護猫団体さんへの正式譲渡での医療費一部負担金は、ワクチン3種混合4000円、ウィルス検査4000円、蚤取り1200円、駆虫500円、計9700円

備忘録として

飼い主が現れるのを待つ猫ちゃんたち

みみちゃんをこのままうちで飼うことにひじょーに不安を覚える今日この頃

こんなに脱走したがるなんて、こんなに慣れないなんて、もしかしたらみみちゃんにとってうちは良くない環境なのかな

みみちゃんを幸せにできていないのかな

保護猫団体の方が言ってくれた言葉

『子猫が産まれると、関係が変わって慣れてくれるかもしれません、子猫がみみちゃんとのかけはしになってくれるかも』

子猫のパワーを今は信じたい

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